大威徳明王とは、どんな仏様ですか。
引用元
日本では、大威徳明王は六面六臂六脚で、神の使いである水牛にまたがっている姿で表現されるのが一般的である。特に日本では脚が多数ある仏尊は他にほとんど無く、大威徳明王の際立った特徴となっている。
6つの顔は六道(地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、人間界、天上界)をくまなく見渡す役目を表現したもので、6つの腕は矛や長剣等の武器を把持して法を守護し、6本の足は六波羅蜜(布施、自戒、忍辱、精進、禅定、智慧)を怠らず歩み続ける決意を表していると言われる。
歓喜天、青龍など邪悪な存在を降伏する破邪の存在。
また、菅原道真の御霊(ごりょう)に「日本太政威徳天」の神号が追贈されているが、これは御霊の威力を大威徳明王に習合させたものであるという。
大威徳明王の真言について紹介。
おん
しゅちり
きゃらろは
うんけん
そわか
大威徳明王の仏教の価値観
真言密教における阿弥陀如来の化身として、
一切の悪を降伏させる力を持つとされています。
大威徳明王の真言によるご利益
戦勝祈願
悪魔降伏
鎮護国家
悪縁切り
無病息災
などがあります。